この作業では、ワークステーションのドメイン名を変更します。ワークステーションのドメイン名は通常インストール時に設定されるため、domainname コマンドを引数なしで実行して、ワークステーションのドメイン名をチェックしてからこの作業を実行してください。
この作業は、ドメイン名を変更するワークステーション上のスーパーユーザーとして実行しなければなりません。
ワークステーションのスーパーユーザーパスワード
新しいドメイン名
タスク |
説明 |
指示の参照先 | |||||
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ワークステーションのドメインの変更 |
domainname コマンドを使用して、クライアントワークステーションのドメインを変更する | ||||||
ワークステーションにログインし、スーパーユーザーになります。
この例では、ワークステーションに client1 を、新しいドメイン名に doc.com. を使用します。
client1% su Password: |
ワークステーションのドメイン名を変更します。
domainname コマンドを使用して新しい名前を入力します。名前の最後にドットを入力しないでください。たとえば、ワークステーションのドメインを doc.com に変更するのであれば、次のように入力します。
client1# domainname doc.com |
ワークステーションが NIS クライアントの場合は、NIS サービスを受けることはできません。
結果を確認します。
今度は、引数を付けずに domainname コマンドを実行し、サーバーの現在のドメインを表示させます。
client1# domainname doc.com |
新しいドメイン名を保存します。
domainname コマンドの出力を /etc/defaultdomain ファイルに書き込みます。
client1# domainname > /etc/defaultdomain |
適当な時に、ワークステーションを再起動します。
/etc/defaultdomain ファイルに新しいドメイン名を入力した後でも、一部のプロセスは依然として古いドメイン名で動作している可能性があります。すべてのプロセスに新しいドメイン名を確実に使用させるため、ワークステーションを再起動します。
この作業は、他のいくつかの作業の流れの中で行うものです。リブートは、ワークステーション上でのすべての作業が完了したことを確認してから行なってください。確認を怠ると、何度もリブートが必要になる可能性があります。