ネットワークインタフェース

ゼロコピーとチェックサム負荷解除

SunOS 5.6 以降では、TCP/IP プロトコルスタックは、ゼロコピーと TCP チェックサム負荷解除という 2 つの新しい機能をサポートするように機能が拡張されています。


注 -

ゼロコピーとチェックサム負荷解除は互いに機能的には依存していませんが、最大のパフォーマンスを得るには連携して動作する必要があります。チェックサム負荷解除はネットワークインタフェースからのハードウェアサポートを必要とし、このハードウェアサポートがないとゼロコピーは有効になりません。


ゼロコピーを実行するためには VM ページの再マッピングを適用する前に、アプリケーションがページ型のバッファーを供給する必要があります。負荷が高い書き込み時コピーの失敗を避けるには、アプリケーションは伝送側に大きな循環バッファーを使用する必要があります。一般的なバッファー割り当ては 16 の 8K バッファーです。