共通デスクトップ環境の Xm ライブラリでは、Motif の使いやすさを拡張し、OPEN LOOK や Microsoft Windows との相互運用性を高めています。拡張機能は次のとおりです。
オプションで、3 つボタン・マウスのボタン 2 を、現在の選択項目の拡張に使用できるようにします。これは OPEN LOOK のアジャスト機能と同じです。
PushButton ウィジェットおよびガジェット、ArrowButton ウィジェットおよびガジェット、DrawnButton ウィジェットのグループ間を移動するのにタブを使用できるようにします。
マウス・ボタン 3 で CascadeButton メニューを起動できるようにします。
XmFileSelectionBox ウィジェットの 3 つの新しいリソース (pathMode、fileFilterStyle、dirTextLabelString) を提供し、ルック&フィールを改善します。
複数の仮想キー割り当てによって、Microsoft Windows および OPEN LOOK と相互運用できるようにします。
上記の拡張機能はいずれもウィジェット・リソース (XmFileSelectionBox 用) か、アプリケーション全体のリソース (その他全般用) によって制御されます。リソースをデフォルト値にすると Motif 1.2 と同じ動作および API が提供されます。拡張機能およびリソースの詳細は、XmDisplay(3x) と XmFileSelectionBox(3x) のマニュアル・ページを参照してください。