表 10-4 に、共通デスクトップ環境でサポートされるカレンダ属性をリストします。詳細は、関連するマニュアル・ページを参照してください。カレンダ属性のリストは、拡張命名規則による拡張が可能です。
表 10-4 CSA カレンダ属性
属性名 |
記号名 |
サーバのバージョン |
データのバージョン |
読み取り専用 |
---|---|---|---|---|
Access List |
CSA_CAL_ATTR_ACCESS_LIST_ |
2-5 |
1-4 |
* |
Calendar Name |
CSA_CAL_ATTR_CALENDAR_NAME |
2-5 |
1-4 |
○ * |
Calendar Owner |
CSA_CAL_ATTR_CALENDAR_OWNER |
2-5 |
1-4 |
○ * |
Calendar Size |
CSA_CAL_ATTR_CALENDAR_SIZE |
5 |
3,4 |
○ |
Character Set |
CSA_CAL_ATTR_CHARACTER_SET |
5 |
4 |
○ |
Data Version** |
CSA_X_DT_CAL_ATTR_DATA_VERSION |
2-5 |
1-4 |
○ |
Date Created |
CSA_CAL_ATTR_DATE_CREATED |
5 |
4 |
○ |
Number Entries |
CSA_CAL_ATTR_NUMBER_ENTRIES |
2-5 |
1-4 |
○ |
Product Identifier |
CSA_CAL_ATTR_PRODUCT_IDENTIFIER |
2-5 |
1-4 |
○ |
Server Version** |
CSA_X_DT_CAL_ATTR_SERVER_VERSION |
2-5 |
1-4 |
○ |
Time Zone |
CSA_CAL_ATTR_TIME_ZONE |
5 |
4 |
○ |
Version |
CSA_CAL_ATTR_VERSION |
2-5 |
1-4 |
○ |
* カレンダ作成時に指定し、その後は読み取り専用になります。
** CDE のみ
次のカレンダ属性はサポートされません。
CSA_CAL_ATTR_COUNTRY CSA_CAL_ATTR_LANGUAGE CSA_CAL_ATTR_WORK_SCHEDULE
次の節では、表 10-4 にリストしたカレンダ属性について、追加の情報を提供します。
Access List
新しいカレンダが追加されるときにアクセス・リストが指定されなかった場合には、デフォルトのアクセス・リストには特殊ユーザ world が指定され、それに対応するアクセス権は CSA_VIEW_PUBLIC_ENTRIES になります。これは、公用のカレンダ・エントリのリストと読み取りのアクセス権を与えます。特殊ユーザ world には、すべてのユーザが含まれます。
Calendar Name
カレンダ名は、csa_add_calendar() によってカレンダが作成されるときに指定されます。読み取り専用であり、カレンダの作成後に変更できません。
Calendar Owner
カレンダ所有者は、csa_add_calendar() を呼び出してカレンダを作成するアプリケーションを実行しているユーザに設定されます。読み取り専用で、カレンダの作成後に変更できません。
Character Set
この値の読み取り設定には、CDE 共通ロケール名が使用されます。
CDE 定義済みカレンダ属性は、次のとおりです。
Server Version
この読み取り専用の属性は、カレンダを管理しているサーバのバージョン番号を示します。この属性は、CSA_VALUE_UINT32 型の属性です。
Data Version
この読み取り専用の属性は、カレンダのデータ・バージョンを示します。この属性は、CSA_VALUE_UINT32 型の属性です。