JFP ユーザーズガイド

日本語 PostScript プリンタで使用する場合

ユーザー定義文字のフォントとしては sdtudctool(1) で出力される Type1 フォント、 JIS X 0212 とベンダー定義文字のフォントとしては SUNWjcs3f に含まれる Type1 フォントだけが使用できます。

フォントのインストール方法

プリンタサーバー上で次のように操作します。

  1. SUNWjcs3f パッケージがインストールされているかどうかを確認します。


    sun# pkginfo SUNWjcs3f
    
  2. SUNWjcs3f パッケージがインストールされている場合は次のようなメッセージが表示されます。


    SUNWjcs3f Japanese JIS X0212 Type1 fonts for printing
    
  3. ここで SUNWjcs3f が見つからなかった場合は、次のコマンドを実行します。


    sun# pkgadd -d <Solaris CD>/Product SUNWjcs
    

    上記 <Solaris CD> には、Solaris CD のインストールイメージがあるディレクトリを指定します。

  1. sdtudctool でユーザー定義文字フォントを作成します。

  2. 作成したフォントをインストールします。


    sun% cd $HOME/.Xlocale/$LANG/fonts/UDC/Type1
    sun% su
    sun# mkdir -p /usr/openwin/lib/locale/$LANG/X11/fonts/UDC/Type1
    sun# cp UDC*.pfa /usr/openwin/lib/locale/$LANG/X11/fonts/UDC/Type1
    

jpostprint を起動し、クライアント側で PostScript ファイルに変換することにより、プリンタサーバーとは異なった独自の外字を印刷することもできます。


sun% /usr/lib/lp/postscript/jpostprint <テキストファイル名>

この場合は、$HOME/.Xlocale/$LANG/fonts/UDC/Type1 にある外字フォントが使用されます。