複数の日本語入力システムのインストールがされている場合、ウィンドウシステムのデフォルトの日本語入力システムは、次の優先順位で決まります。
ATOK12
Wnn6
ATOK8
cs00
たとえば、Wnn6 と ATOK8 がインストールされている場合、Wnn6 がデフォルトの日本語入力システムになります。
ATOK8 以外の日本語入力システムを使用するように設定されている状態で、ATOK8 を使用するには、ワークスペースメニューから「ATOK8 に設定...」 [実際には、「ATOK8 に設定...」を選択すると、atok8setup コマンドが実行されます。atok8setup コマンドの詳細は、atok8setup(1) のマニュアルページを参照してください。] を選択し、一度ログアウトしてから、再度ログインします。
「ATOK8 に設定...」の位置は、図 4-1 または、図 4-2 を参考にしてください。
次の環境変数の設定が必要です。
ユーザーのホームディレクトリを設定します。ATOK8 の動作時には、辞書ファイルをはじめ環境設定ファイルなど、$HOME/.atok8 の下のファイルが参照または更新されます。通常、この環境変数はログイン時に自動的に設定されるため、ユーザーが手動で設定する必要はありません。
複数の入力サーバーが動作している中で、ATOK8 を使用する場合に設定します。
atok8setup コマンドを実行した場合のように、ATOK8 だけが動作している環境では設定する必要はありません。設定方法は次のとおりです。