一度入力した文字列を短い読みで変換して、効率的に入力することができます。文字列を入力したとき、途中で変換した・しないにかかわらず、意味のまとまりのある候補から選択して入力できます。確定した候補は学習されるので、コンピュータを起動し直しても、引き続き短い読みで変換できます。
文字列を確定したあとに同じ文字列を未確定の状態で入力できます。ATOK12 では、直前に入力した文字列だけでなく、最近確定した文字列も履歴から選択して入力できます。
候補ウィンドウに表示される変換候補を、先頭の文字列または末尾の文字列が同じ単語で並べ替えることができます。人名など変換候補が多い場合に便利な機能です。
文字の種類ごとに、半角・全角のどちらに変換するかを指定できます。入力中の文字や、後変換での表記を統一することもできます。
特定の語句が入力された場合に、メッセージが表示されるように設定しておくことができます。禁止用語や登録商標、常用漢字外などの入力の注意や、置換候補として電子メールの宛先を登録しておくなど、いろいろな応用が可能です。
部首、総画数、読みなどの検索条件をもとに、文字パレットを使いながら視覚的に漢字検索を行います。複数の検索条件を組み合わせて設定することも可能です。
ローマ字入力時のアルファベットの入力ミスや、カナ入力時の濁点・半濁点の入力ミスを自動的に修正し、正しいかな漢字変換を行います。
ローマ字入力時
入力文字列 | 変換後の文字列 |
まっっちゃをのむ | 抹茶を飲む |
ちゅごくりょこう | 中国旅行 |
こうえんおいす | 公園のいす |
カナ入力時
入力文字列 | 変換後の文字列 |
らくか゜き | 落書き |
らつきー | ラッキー |
てがみわだす | 手紙を出す |