OpenWindows ユーザーズガイド

検索フレーズにおける特殊文字の使い方

引用符、かっこ、アスタリスクなどの特殊文字を検索フレーズに追加して検索機能をさらに強化することができます。また、これらの特殊文字を組み合わせて、検索機能を強化することもできます。

引用符: 文字フレーズの検索

文字フレーズを含むドキュメントを見つけるには、二重引用符で検索フレーズを囲みます。たとえば、検索フレーズを "reading mail" とすると、そのフレーズを含むドキュメントが検索されます。一方、reading mail と入力すると、readingmail のどちらかまたは両方を含むドキュメントが検索されます。

かっこ: 近接する単語の検索

単語をかっこで囲むと、その単語が互いに近接しているドキュメントが見つけられます。たとえば、検索フレーズを (reading mail) とすると、数行内に順不同で reading と mail を含むドキュメントがすべて検索されます。

アスタリスクとハイフン: 単語のバリエーションを検索

ある単語の最後にアスタリスクをつけると、その単語に考えられる限りの語尾がつく単語が照合されます。たとえば、検索フレーズを chang* とすると、検索対象は change、changed、changes、changing などに広げられます。

ドキュメント内の語句が 1 語であるか 2 語であるか、またはハイフンでつながっているかわからない場合、ハイフンを挿入してこの 3 つの形式すべてを検索することができます。たとえば、mail tool、mailtool、mail-tool を検索するには、検索対象ペインで mail-tool と入力します。

句読点での接続

ハイフン以外の句読点で接続された単語はすべて文字フレーズと見なされます。たとえば、/usr/local/bin,win_client_datain.rlogind などです。

高度な検索方法の組み合わせ

上記の検索方法を組み合わせて検索機能をさらに高めることができます。次に例を示します。

"chang* mail-tool" によって change mailtool、change mail tool、change mail tool、change mail-tool、changing mailtool、changing mail tool、changingmail-tool などの文字フレーズを含むドキュメントを検索します。

("display button" viewer) は互いに近接する display button と viewer を検索します。