OpenWindows ユーザーズガイド

入力領域の指定

「入力領域の指定」を使うと、ウィンドウの上でセレクトボタンをクリックして入力フォーカスを変更するか、またはポインタをウィンドウの中に移動してそのウィンドウを有効な入力領域として指定するかを指定することができます。有効な入力領域とは、ベースウィンドウのテキストペインまたはウィンドウ制御領域のテキストフィールドなどのユーザがテキストを入力する場所のことです。この 2 つの選択項目、「マウスをクリック」と「ポインタを移動」は Click-to-Type と Focus-Follow-Pointer とも呼ばれます。 図 17-10 に「マウスをクリック」を選択したところを示します。

デフォルトは「マウスをクリック」です。このオプションでは、ポインタをウィンドウ間で移動したときに、そのウィンドウの中でセレクトボタンをクリックしないとテキストを入力できるようになりません。

「ポインタを移動」を選択すると、ウィンドウを有効にし、入力できるようにするために、その中でクリックする必要はありません。ウィンドウの境界内にポインタがあるだけで、そのウィンドウに入力フォーカスがあることがわかります。

この設定を変更するには、設定したい項目の上でセレクトボタンをクリックします。