OpenWindows ユーザーズガイド

テンプレートプロパティ

メールツールを使って、メッセージの作成に頻繁に利用するテキストを含む独自のテンプレートファイルを作成できます。テンプレートとは、テキストエディタまたは vi などの任意のエディタを使ってメールツール外で作成した個々のファイルのことです。

図 4-39 に示すように、テンプレートプロパティのカテゴリを使って、作成したテンプレートをメールツールに追加することができます。プロパティポップアップウィンドウの一番上にあるカテゴリメニューから「テンプレート」を選択して、テンプレートプロパティを表示してください。

図 4-39 テンプレートプロパティ

テンプレートを「作成」ウィンドウの「テンプレート取り込み」サブメニューに追加するには、次の手順に従います。

  1. プロパティウィンドウの名前フィールドにテンプレートの名前を入力します。

  2. ファイルフィールドにテンプレートを含んでいるファイルのパスおよび名前を入力します。

  3. 追加メニューから「前に」または「後ろに」を選択します。

  4. 「適用 (Apply)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックします。

    スクローリングリストにある項目が、「作成」ウィンドウの取り込みメニューのテンプレートサブメニューに追加されます。

他のテンプレートがインストールされていない場合、カレンダテンプレートが自動的に表示されます。それ以外の場合でカレンダテンプレートを使いたいときは、上記の手順に従ってカレンダテンプレートをテンプレートメニューに追加しなければなりません。テンプレートにはメッセージに取り込むテキストを入れることができます。ヘッダ情報を取り込むこともできます。ヘッダ情報を取り込んだ場合は、そのヘッダ行は必ずテンプレートファイルの先頭に置かれていなければなりません。図 4-40 は、ヘッダ情報とテキストを両方とも含むテンプレートの例を示しています。ヘッダ行とメッセージテキストとの間が、少なくとも 1 行あいていることを確認してください。

図 4-40 テキストとヘッダ情報のあるテンプレートファイルの内容

テンプレートを使うには、「作成」ウィンドウ取り込みメニューのテンプレートサブメニューから項目を選択します。テンプレートファイルからのテキストが作成テキストペインに表示されます。テンプレートにヘッダが含まれる場合、「作成」ウィンドウのヘッダが自動的に書き込まれます。

テンプレート名を削除するには、テンプレートのプロパティウィンドウのスクローリングリストの名前の上でセレクトボタンをクリックし、「削除 (Delete)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックし、「適用 (Apply)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックします。

テンプレートを変更するには、テンプレートのプロパティウィンドウのスクローリングリストの項目の上でセレクトボタンをクリックし、名前およびファイルテキストフィールドに新しい名前を入力し、「変更 (Change)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックして「適用」の上でセレクトボタンをクリックします。