サービスロケーションプロトコルの管理

レガシーサービスを通知する場合の検討事項

通常、SLP を追加する場合、スタンドアロンの SA を作成したりプロキシ登録を使用したりするよりも、ソースコードを変更する方が望ましい方法です。ソースコードを変更することにより、サービス固有の機能を追加したり、サービスの使用可否を綿密に追跡したりできます。ソースコードが使用できない場合は、プロキシ登録を使用するよりもスタンドアロンの SA を書く方が望ましい方法です。スタンドアロンの SA をサービスの開始または停止手順に組み込むことにより、SA はサービスの使用可否を追跡することができます。プロキシ通知は通常、ソースコードが使用できず、スタンドアロンの SA を書くことが実際的ではない場合の 3 番目の選択肢です。

プロキシ通知は、プロキシ登録ファイルを読み取る slpd が動作している間のみ保持されます。通知がタイムアウトしたり slpd が停止したりすると、プロキシ通知は使用できなくなります。ただし、プロキシ通知とサービスの間には直接的な関係はありません。

サービスが停止した場合は、slpd を停止し、直列化登録ファイルを編集してプロキシ通知をコメントアウトするか削除し、slpd を再起動してください。サービスを再起動または再インストールしたときは同じ手順に従ってください。レガシー通知の他の 2 つの技術と比べた場合、プロキシ通知とサービスの間に関係のないことがプロキシ通知の主な欠点です。