メールが存在する場合、ユーザがログインするたびに mailx は次のどちらかのメッセージを表示してその旨を知らせます。
You have mail
または
You have new mail
メールを読むには、コマンドプロンプトに対して mailx と入力し、Return キーを押します。メールがない場合は、次のメッセージが表示されます。
No mail for username
最初の行には、mailx プログラム自身に関する情報 (バージョン番号と日付) とヘルプの参照方法 (Type ? for help) が表示されます。
次の行には、メールボックスの場所、受信されたメールの数とその状態が表示されます。
その次の行には、メールボックス内のメールが番号付きで表示されます。各行のカラムの内容は、左から右に以下のとおりです。
状態: メールの状態を新規 (N)、読まれていない (U)、読まれた (記号なし) で示します。行の先頭にある「>」は、最新のメールを示します。削除されたメールは、アスタリスク (*) が付いて表示されます。
番号: メールが受信された順序を示します。
送信者: メールを送信したユーザ名 (および通常はマシン名も) を示します。
時間: メールが送信された日付と時刻を示します。
サイズ: メールの行数およびバイト数を示します。
表題: 送信者が subject: 行で入力したメールの表題が表示されます。
メールボックス内のメールの数が多い場合は、このリストにすべてのメールが表示されないこともあります。その場合は、次のように入力します。
z (メールの見出しリストの次の 1 画面を表示)
h- (メールの見出しリストの前の 1 画面を表示)
h (任意の時点でメールの見出しリストを再表示)
メールボックス内の最新のメール (> 付きで表示されたもの) を参照するには、Return キーを押します。Return キーをもう一度押すと、次のメールが表示されます。リスト内の任意のメールを参照するには、その番号を入力して Return キーを押します。