mailx の実行中に vi テキストエディタを使ってメールを作成できます。これにより、メールを送信する前にテキストの追加や削除、誤りの修正などができるようになります。vi に慣れていない場合は、第 6 章「vi エディタの使い方」を参照してください。
mailx プログラムでは、vi の標準的なコマンドを使ってテキストの挿入、削除、変更ができます。
vi を使ってメールを作成するには、次の手順に従います。
mailx プロンプト (&) またはコマンドプロンプト ($) に対して、アドレスを指定した mailx コマンドを実行します。
Subject: 行に表題を入力して、Return キーを押します。
改行してから ‾v コマンドを実行して vi を起動します。vi の画面に /tmp ディレクトリ内の空ファイルが表示されます。
vi のコマンドを使ってメールの本文を入力し編集します。
編集が完了したら、:wq Return キーまたは ZZ コマンドで vi を終了します。
vi を終了すると、mailx によって (continue): というメッセージが表示されます。ここで、vi を使わずにメールに何か書き加えるか、または Ctrl-D を押してメールを送信します。