.profile ファイルや .cshrc ファイルでは、上記の他に多くの変数を設定できます。変数についての詳細は、『SunOS リファレンスマニュアル (1): ユーザーコマンド』を参照してください。頻繁に使われる変数については、以下で簡単に説明します。
cp コマンドを使ってファイルをコピーするときに、誤ってファイルを上書きするのを防ぐには、set noclobber を使います。この変数は C シェルだけに適用できます。次の行を .cshrc ファイルに入力します。
set noclobber |
履歴リストに保存するコマンドの個数を設定するには、set history を使います。history コマンドは、以前に入力したコマンドを参照する場合に便利です。(以下の例では 100 個まで参照できます) 履歴リストを使って、以前のコマンドを繰り返すこともできます。この変数は C シェルだけに適用できます。次の行を .cshrc ファイルに入力します。
set history=100 |
.profile ファイルに次の行を挿入すれば、Bourne シェルと Korn シェルについても同様の設定ができます。(以下の例では 100 個まで参照できます)。
HISTORY=100 |