コマンドプロンプトの変更に使う構文は、Bourne、Korn、C の各シェルによって異なります。
Bourne シェルまたは Korn シェルでは、PS1 コマンドを使ってコマンドプロンプトを変更することができます。次の 3 つの例を参照してください。
PS1=": " PS1="`hostname`: " PS1="`hostname`{`id`}}: " |
最初の例では、コロン (:) の後に空白が挿入されたプロンプトを設定しています。
2 番目の例では、マシン名の後にコロンと空白が挿入されたプロンプトを設定しています。
3 番目の例では、マシン名の後に中括弧 {} で囲んだログイン名、コロンと空白が挿入されたプロンプトを設定しています。
上記の例のどれかを入力して現在のコマンドプロンプトを変更してみてください。変更したプロンプトは、再度それを変更するかログアウトするまではそのままになります。
プロンプトを恒久的に変更するには、上記の例の 1 つ (または自分で作成したプロンプト) を .profile ファイルに追加します。これにより、ログインしたりシェルを再起動するたびに、指定したプロンプトが表示されるようになります。
C シェルでは、set prompt コマンドを使ってコマンドプロンプトを変更できます。次の 3 つの例を参照してください。
set prompt="% " set prompt="`hostname`¥!: " set prompt="`hostname`{`id`}}: " |
最初の例では、パーセント記号 (%) の後に空白が挿入されたプロンプトを設定しています。
2 番目の例では、マシン名の後にコマンドの履歴番号が付き、それにコロンと空白が挿入されたプロンプト (「hostname1: 」、「hostname2: 」など) を設定しています。
3 番目の例では、マシン名の後に中括弧 {} で囲んだログイン名、コロン、空白が挿入されたプロンプトを設定しています。
上記の例のいずれかを入力して現在のコマンドプロンプトを変更してみてください。変更したプロンプトは、再度それを変更するかログアウトするまではそのままになります。
プロンプトを恒久的に変更するには、上記の例の 1 つ (または自分で作成したプロンプト) を .cshrc ファイルに追加します。これにより、ログインしたりシェルを再起動するたびに、指定したプロンプトが表示されるようになります。