前の例で紹介したフォントより多くのフォントを参照する場合や、それらのフォントを OpenWindows アプリケーションで使う場合は、まず最初に、利用できるフォントをすべて一覧表示して、その中から任意のフォントを選択します。
利用可能な全フォントのリストは、端末エミュレータウィンドウ内のプロンプトに対して xlsfonts と入力すると参照できます。このリストは 1 画面におさまらないことが多いため、コマンドツールを使って表示するのが最適です。コマンドツールのスクロールバーを利用すれば、リスト全体を簡単に参照できます。
利用可能なフォントは 400 以上あるため、xlsfonts で作成されるリストは非常に長くなります。画面上のリストに表示されるフォントの数が少ないと思われる場合は、システム管理者に問い合わせてください。利用可能な全フォントのうちサブセットだけがインストールされている可能性があります。
各フォントには短縮名の他にフルネームがあります。たとえば、lucidasans-typewriter のフルネームは次のようになります。
-b&h-lucida sans typewriter-medium-r-normal-sans-12-120-72-72-m- 0-iso8859-1 |
xlsfonts のリスト上のフォントでは、フルネームの後に短縮名が表示されます。この章の説明ではフォントの短縮名を使っています。
フォントを選択できたら、「フォントの書体とポイントサイズを指定する」の説明に従ってアプリケーションウィンドウのフォントをカスタマイズします。