OpenWindows ユーザーズガイド (上級編)

rlogin セッションの中止

通常は作業セッションの最後に logout と入力して rlogin セッションを終了します。通常の方法でセッションを終了できない場合は、行の先頭にチルド文字とピリオド (‾.) を入力することによって rlogin セッションを中止できます。これによりリモートマシンとのログインセッションは中止され、ユーザは自分のマシンに戻ります。

あるリモートマシンからそれ以外のリモートマシンにアクセスすることによって、複数のマシンにログインしている状態で、‾. を使ってそれらのマシンのどれかとのセッションを中止した場合も、最初にログインした自分のマシンに戻ります。

$ rlogin dakota
Password:
Last login: Fri Jan 10 09:14:43 from blue
Sun Microsystems, Inc.    SunOS 5.1      October 1992
(以下のコマンドは dakota 上で実行される)
$ ‾.  (‾. は画面上に表示されないことがある)
Connection closed.
$

1 つ前の中間セッションに戻りたい場合は、次のように 2 つのチルド文字の後にピリオドを付けたコマンド (‾‾.) を使います。

$ rlogin lonesome
Password:
Last login: Tue Jan 7 08:12:49 from blue
Sun Microsystems, Inc.    SunOS 5.1      October 1992
(以下のコマンドは lonesome 上で実行される)
$ rlogin dakota
Password:
Last login: Tue Jan 7 10:17:40 from lonesome
Sun Microsystems, Inc.    SunOS 5.1      October 1992
(以下のコマンドは dakota 上で実行される)
$ ‾‾.  (‾‾. は画面上に表示されないことがある)
Connection closed.
$