OpenWindows をサーバからマウントし、OpenWindows インストールスクリプトを実行すると、OpenWindows を起動できる状態になります。
OpenWindows を起動するには、シェルプロンプトに対して /usr/openwin/bin/openwin と入力して Return キーを押します。
$ /usr/openwin/bin/openwin |
このコマンドによって、OpenWindows バージョン 3.3 の画面が表示され、OpenWindows の動作環境が設定されます。
OpenWindows を正常に起動できるようになれば、OpenWindows のフルパス名を毎回入力しなくてもすむよう短縮名を設定できます。
Bourne シェルまたは Korn シェルを使っている場合は、.profile ファイルにシェル関数を挿入します。C シェルを使っている場合は、.cshrc ファイルで別名 (エイリアス) を設定します。.profile ファイルと .cshrc ファイルは両方ともホームディレクトリにあります。
各シェル用の適切なファイル内で短縮名を設定すれば、次のように入力するだけで OpenWindows を起動できるようになります。
$ openwin |
各起動ファイル内で OpenWindows の短縮名を設定する方法については、次の 2 つの項で説明します
.profile ファイルで OpenWindows の短縮名を設定する手順は次のとおりです。
vi などのテキストエディタを使って .profile ファイルを開きます。
次のシェル関数を .profile ファイルに挿入します。
openwin () { /usr/openwin/bin/openwin } |
ファイルを保存してエディタを終了します。
ログアウトし、ログインし直すことによって短縮名が有効になります。または次のように入力します。
$ . .profile |
これ以降は openwin と入力するだけで OpenWindows を起動することができます。
.cshrc ファイルで OpenWindows の短縮名を設定する手順は次のとおりです。
vi などのテキストエディタを使って .cshrc ファイルを開きます。
次の alias コマンドを .cshrc ファイルに挿入します。
alias openwin /usr/openwin/bin/openwin |
ファイルを保存してエディタを終了します。
ログアウトし、ログインし直すことによって短縮名が有効になります。または次のように入力します。
example% source .cshrc |
これ以降は openwin と入力するだけで OpenWindows を起動することができます。