ToolTalk クライアントは、データベースのホストマシンをリダイレクトする際に、ToolTalk データベースサーバーを実行していないマシンから ToolTalk データにアクセスすることが物理的に可能になります。ホストマシンをリダイレクトするには、ToolTalk クライアントがアクセスするマシンのホスト名をマップする必要があります。データベース照会を行う ToolTalk クライアントを実行しているマシン上で、次の手順を実行します。
たとえば、次のように作成します。
# Map first host machine oldhostname1 newhostname1 # Map second host machine oldhostname2 newhostname2 |
oldhostname は ToolTalk クライアントがアクセスしなければならないマシン名、newhostname は ToolTalk データベースサーバーを実行しているマシン名です。
ToolTalk 型データベースが格納されているのと同じ場所にファイルを格納します。
マップファイルは、ToolTalk 型データベースと同じ優先順位を持ちます (詳細は、tt_type_comp(1) のマニュアルページを参照してください。)
TT_HOSTNAME_MAP
環境変数で定義したファイルは、ユーザーデータベース内のマップより優先順位が高くなります。
マップファイルは、クライアントが tt_open 呼び出しを行う際に、ToolTalk クライアントが読み取ります。ホストリダイレクションの詳細は、hostname_map(4) のマニュアルページを参照してください。