共通デスクトップ環境 アプリケーション・ビルダ・ユーザーズ・ガイド

メッセージ・ダイアログ・ボックスを作成するには

エディタの各フィールドについては、「メッセージ・エディタ」を参照してください。メッセージを表示させる関数にメッセージを接続する方法については、「モードなしメッセージを関数に接続するには」を参照してください。

  1. アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [メッセージ] を選択して、メッセージ・エディタを表示します。

  2. [メッセージ] リストの下にあるオプション・メニューのメッセージを追加するモジュールを選択します。

  3. [メッセージの追加] をクリックします。

    [名前] フィールドに、固有の名前 (「message」、「message2」のようになり、名前の最後の数字は、現在のモジュールのメッセージ数に依存します) が表示されます。[メッセージ] リストに、モジュール名とメッセージ名が追加されます。

  4. 必要であれば、[名前] を変更します。

    この名前は、メッセージを内部的に識別するために使用します。たとえば、接続エディタなどで使用します。この名前は、コンパイル済みメッセージ・ダイアログ・ボックスでは表示されません。

  5. メッセージ・ダイアログのタイトルを [ダイアログのタイトル] フィールドに入力します。

    これは、コンパイルされたメッセージ・ダイアログ・ボックスのタイトル・バーに表示されます。

  6. [タイプ] メニューから、メッセージ・タイプを選択します。

    [タイプ] メニューに、メッセージ・タイプのアイコンが表示され、メッセージ・テキスト区画 ([タイプ] メニューの右側) の上に、メッセージ・タイプ (エラー、インフォメーション、作業中、クエスチョン、または警告) が表示されます。

  7. メッセージ・テキストをメッセージ・テキスト区画に入力します。コンパイルされたメッセージで改行する場合は、[Return] キーを押します。

  8. メッセージ・ダイアログ・ボックスに表示されるボタンを次のように指定します。メッセージ・テキスト区画の下にあるチェック・ボックスをクリックし、[アクション 1]、[アクション 2]、および [アクション 3] ボタンに付けるラベルを入力します。

    各メッセージ・タイプには、次のようなデフォルトのボタン・セットが用意されていてます。このボタンは変更できます。

    • エラー: アクション 2 (再試行)、取消し、ヘルプ

    • インフォメーション: アクション 1 (了解)、ヘルプ

    • 作業中: アクション 1 (閉じる)、アクション 2 (中止)、ヘルプ

    • クエスチョン: アクション 1 (はい)、アクション 2 (いいえ)、ヘルプ

    • 警告: アクション 2 (継続)、取消し、ヘルプ

  9. [デフォルト・ボタン] メニューから、デフォルトのボタンを選択します。

    このボタンは、メッセージ・ダイアログ・ボックスの表示時に特別な枠が付いています。このボタンは、[Return] キーを押すとアクテイブになります。各メッセージ・タイプには、次のようなデフォルトのデフォルト・ボタンが用意されています。このボタンは変更できます。

    • エラー: アクション 2

    • インフォメーション: アクション 1

    • 作業中: アクション 1

    • クエスチョン: アクション 1

    • 警告: アクション 2

  10. 必要に応じて、[ヘルプ・テキスト] ボタンをクリックして、ヘルプ・テキストを作成します。

    作成方法については、「ヘルプを作成するには」を参照します。

  11. [了解] か [適用] をクリックして、変更内容を適用します。

    [了解] をクリックすると、メッセージ・エディタは終了します。