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ダイアログ・ボックス

アプリケーションはダイアログ・ボックスの中からのドラッグをサポートしなければならないことがあります。たとえば、カレンダの [アポイントエディタ] では、左側にユーザがアポイントに関する情報を入力する一連のテキスト・フィールドがあります。この領域からのドラッグをサポートすれば、ユーザはアポイントの記述からテキストをドラッグできます。

図 3-8 カレンダの [アポイントエディタ] ダイアログ・ボックスの例

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何かがドラッグ可能であることを示すための方法としては、ダイアログ・ボックスの中にアイコン・グラフィックを入れておくという方法を推奨します。アイコン・グラフィックはドラッグ可能でなければなりません。このアイコン・グラフィックは、ファイル・マネージャの中でデータを表現するために使用されるのと同じアイコンでなければなりません。カレンダ内で、アポイント・アイコンはファイル・マネージャの中と同じ表示になっており (図 3-8 を参照)、その下にラベルが付けられています。これはドラッグ・アイコン・ソース・インジケータで使用するのと同じアイコンです。

アイコン・グラフィックは、ダイアログ・ボックスの中で、ドラッグされる情報のすぐ近くに配置します。ダイアログ・ボックスまたはウィンドウの右上隅がデフォルトの位置ですが、アプリケーションに応じて変更することもできます。カレンダの [アポイントエディタ] では、アイコンは、テキスト・フィールドがドラッグできることを示すために、メイン・テキスト・フィールドの近くに置かれています。

推奨 

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ダイアログ・ボックスまたはウィンドウ内のオブジェクトがドラッグできることを示すために、ダイアログ・ボックスまたはウィンドウ内でアイコン・グラフィックを使用する。そのドラッグ可能なオブジェクトをファイル・マネージャの中で表現するために使われるのと同じアイコン・グラフィックを使用する。アイコンは、オブジェクトの内容の表示が存在する場合は、その近くに配置する。このような表示が存在しない場合は、特に良い場所がなければ、ダイアログ・ボックスまたはウィンドウの右上隅に配置する。アイコンはサイズが 32*32 で、その下にラベルが付けられていなければならない。ラベルは、そのアイコン・グラフィックが表すオブジェクトの種類を示していなければならない。また、そのアイコン・グラフィックはドラッグ・アイコンのソース・インジケータとしても使用する。