共通デスクトップ環境 ToolTalk メッセージの概要

ttdt_file_quit

Tt_status   ttdt_file_quit( Tt_pattern *    patterns,
                            int             quit );

ttdt_file_quit() 関数は、ファイルの ToolTalk イベントにおける配信対象を登録解除します。この関数はパターンを破棄します。quit パラメータが設定されると、この関数は次を呼び出します。

    tt_file_quit( pathname )

patterns の作成時に ttdt_file_join() 関数に渡したパス名における配信対象を登録解除する場合にこの関数を使用します。表 A-8 に、この関数が返す可能性のあるエラーの一覧を示します。

表 A-8 ttdt_file_quit が返す可能性のあるエラー

エラーの値 

説明 

TT_ERR_NOMP

ttsession プロセスを使用できません。ToolTalk サービスは、ttsession が実行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalk サービスがインストールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 

TT_ERR_PROCID

指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 

TT_ERR_DBAVAIL

ToolTalk サービスが、このオペレーションに必要な ToolTalk データベースにアクセスできませんでした。 

TT_ERR_DBEXIST

ToolTalk サービスが、指定された ToolTalk データベースを予期した場所で見つけることができませんでした。 

TT_ERR_POINTER

パターンが NULL か、無効です。