X のカット&ペースト機能の拡張
ToolTalk ドキュメント・メディア変換メッセージ・セットは、拡張可能なオープン・エンドの変換機能をサポートできます。次のシナリオは、拡張可能なマルチメディアのカット&ペースト機能の動作を示します。
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マリアがメディア型が異なる 2 つのドキュメントを開きます。
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マリアがドキュメント A の一部分を選択し、標準の X Window System のカット機能を使用して、その部分をカットします。
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マリアは、そのカットした部分をドキュメント B にペーストします。
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ドキュメント B は、カットしたデータの転送についてドキュメント A と交渉します。
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ドキュメント A が提供するデータのどの型もドキュメント B が認識しない場合、ドキュメント B はタグ付きメディア型を送信するようドキュメント A に要求します。ドキュメント B は、タグ付きメディア型を使用して、そのメディア型を理解可能なメディア型へ変換するように要求する ToolTalk メッセージを送ります。
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登録されている変換ユーティリティはその要求を受けて、変換後のバージョンのメディア型をドキュメント B へ返します。
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変換されたデータのドキュメント B へのペーストが実行されます。