日本語入力用図形文字コード表

付録 A ja_JP.UTF-8 ロケールでの留意点

日本語入力システムで利用できる文字

ja_JP.UTF-8 ロケールでは、日本語入力システムを利用して、日本語 EUC の文字集合に含まれる文字を入力できます。日本語 EUC の文字集合に対応するものがない文字、たとえば中国語や韓国語で使用される文字の多くは、日本語入力システムでは入力できません。日本語 EUC と UTF-8 の文字集合に関しては、『JFP ユーザーズガイド』を参照してください。

ユーザー定義文字

ja_JP.UTF-8 ロケールにおいて、日本語入力システムを利用して入力できるユーザー定義文字の範囲は次の表の通りです。

表 A-1 日本語入力システムを利用して入力できるユーザー定義文字の範囲

日本語入力システム 

コード範囲 

Wnn6、cs00 

0xEE8080 から 1880 文字 

ATOK8 

0xEE8080 から 940 文字 

ja_JP.UTF-8 コードのユーザー定義文字は、日本語 EUC コードのユーザー定義文字を順に割り当てた対応となっています。つまり、0xEE8080 から 940 文字が日本語 EUC コードセット 1 のユーザー定義文字、続く 940 文字が日本語 EUC コードセット 3 のユーザー定義文字に対応しています。

16 進コード入力

日本語入力システム Wnn6、ATOK8 および cs00 は、UTF-8 16 進コード入力および Unicode 16 進コード入力をサポートしていません。