Solaris Java Plug-in ユーザーズガイド

第 1 章 Java Plug-in 1.2 の紹介

この章では、次の項目について説明します。

概要

Sun Microsystems では、Java Development Kit (JDKTM)から、Java の新しいバージョンのリリースを続けていますが、Netscape Navigator に付属した Java Runtime Environment ( JRE)は、バージョン 1.1.5 のままになっています。Solaris 用 Java Plug-in では、このギャップを埋めるため、Navigator のプラグインアーキテクチャを用いて最新の JRE を Navigator ユーザに配布しています。Java Plug-in 1.2 は JRE 1.2.1_03 をサポートします (Netscape Navigator 4.05 または同等のものを使用する必要があります)。システム要件の詳細については、「要件」を参照してください。

Java Plug-in を呼び出すには、Web ページに HTML <EMBED> タグを組み込みます。Navigator は、 <EMBED> タグを検出すると、Java Plug-in をロードし、Java Plug-in に付属の「外部」JRE の全機能を使用する Java アプレット、JavaBeans、および他のコンポーネントを起動させます。

Java Plug-in を使用した Web ページの更新に関する詳細は、HTML の仕様を参照してください。また、自動的に必要な変更を行うことができる Java Plug-in 1.2 の HTML Converter を、無償でダウンロードすることもできます。

Java Plug-in 1.2 の新機能

Java Plug-in 1.2 の新機能は、以下のとおりです。

特徴と利点

Java Plug-in 1.2 には、次の特徴と利点があります。

製品の制限

Java Plug-in 1.2 では、以下のものはサポートしていません。

要件

Java Plug-in 1.2 使用に必要なコンポーネントを、以下に示します。