DR を行うには、ボードとデバイスドライバが一時停止操作に対応している必要があります。このようなドライバを「一時停止に対して安全 (suspend-safe)」なドライバと呼びます。
ドライバが DR に対応していて、一時停止可能であるかどうかを調べるには、cfgadm コマンドで quiesce-test オプションを使用します。
# cfgadm -x quiesce-test sysctrl0:slot番号
sysctrl0 の l は英小文字のエル、0 は数字のゼロです。
大規模なシステムでは、quiesce-test コマンドの実行が完了するまでに 1 分ほどかかることがあります。この間に cfgadm が対応していないドライバを検出しなかった場合、メッセージはまったく表示されませんが、これは正常な動作です。