Sun Enterprise 250 サーバーの本体には、UltraSCSI ディスクドライブを 6 台まで内蔵することができます。各ドライブには、0 〜 5 のドライブスロット番号が割り当てられています。
ディスクのホットプラグ手順を実行するには、障害の発生したディスクのスロット番号 (0 〜 5) と、ディスクの論理デバイス名 (c0t11d など) が必要です。この際、ドライブのスロット番号が特定されていれば論理デバイス名を調べることができ、また、その逆も可能です。また、物理デバイス名 (/devices/pci@1f,4000/scsi@3/sd@b,0 など) からドライブスロット番号と論理デバイス名の両方を調べることもできます。通常、ソフトウェアが生成した SCSI エラーメッセージには、そのような物理デバイス名が表示されます。
この章では、以下の手順を説明します。
「ドライブスロット番号から UNIX 論理デバイス名を求める手順」
Solstice™ SyMON™ ソフトウェアを使用して、Sun Enterprise 250 サーバーを監視している場合は、ここで説明する作業を行う必要はありません。Solstice SyMON は、物理表示および論理表示のコンソール画面に、物理デバイス名、論理デバイス名、ドライブスロット番号を表示します。詳細は、Solstice SyMON に付属している『Solstice SyMON ユーザーマニュアル』を参照してください。