ここでは、既知の UNIX 論理デバイス名 (c0t0d0s0 など) からドライブスロット番号 (0 〜 19) を求める手順を説明します。
この例では、既知の UNIX 論理デバイス名を c0t0d0s0 とします。
UNIX 論理デバイス名から UNIX 物理デバイス名を求めます。
ls -l コマンドを使用して、/dev/dsk ディレクトリにある論理デバイス名へのリンクを表示します。
% ls -l /dev/dsk/c0t0d0s0 lrwxrwxrwx 1 root root 41 Jan 30 09:07 /dev/dsk/c0t0d0s0 -> ../../devices/pci@1f,4000/scsi@3/sd@0,0:a
この結果出力は、指定された論理デバイス名に対応する UNIX 物理デバイス名を示します。この例では、対応する物理デバイス名は /pci@1f,4000/scsi@3/sd@0 です。
prtconf コマンドを使用してドライブスロット番号を求めます。
手順 1 で求めた物理デバイス名の sd@ という文字列を disk@ に置き換えてください。この例では、結果は /pci@1f,4000/scsi@3/disk@b になります。
grep コマンドを使用して、prtconf コマンドの出力からこの名前を探します。
% prtconf -vp | grep /pci@1f,4000/scsi@3/disk@0 bootpath: '/pci@1f,4000/scsi@3/disk@0,0:a' disk: '/pci@1f,4000/scsi@3/disk@0,0' disk0: '/pci@1f,4000/scsi@3/disk@0,0' slot#0: '/pci@1f,4000/scsi@3/disk@0'
この結果出力は、対応するドライブスロット番号を示します。この例では、ドライブスロット番号は 0 です。
出力にスロット番号がない場合は、デバイスは取り外し可能媒体デバイス (CD-ROM またはテープドライブ) か外部のデバイスです。