sunvts(1M)

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名前

sunvts- SunVTS カーネルとユーザーインタフェースの呼び出し

形式

sunvts [-lepqstv] [-o option_file] [-f log_dir] [-h hostname]

使用条件

SUNWvts

機能説明

sunvts コマンドは、SunVTS のユーザーインタフェースとカーネルを同一のシステム上で呼び出すために使用されます。ローカルシステムでユーザーインタフェースを起動し、遠隔システムの SunVTSカーネルに接続することができます。デフォルトでは、CDE 環境では CDE Motif グラフィックインタフェースを表示し、OpenWindows 環境では OpenLook グラフィックインタフェースを表示し、ウィン ドウ環境以外のシステムでは TTY インタフェースを表示します。 デフォルトでは、sunvts は、稼働中のオペレーティングシステム (32 ビットまたは 64 ビット) に対応する vtsk(1M) を起動します。

オプション

-l

SunVTS OpenLook グラフィックインタフェースを起動します。

-e

セキュリティーの確認機能を無効にします。

-f log_dir

代替のログファイルディレクトリ log_dir を指定します。デフォルトのログファイルディレクトリ log_dir は /var/opt/SUNWvts/logs です。

-h hostname

ローカルシステムで SunVTS ユーザーインタフェースを起動し、セキュリティーの確認に成功した後、指定されたホストの SunVTS カーネルに接続、または呼び出します。

-o option_file

指定された option_file から読み込んだテスト用オプションで SunVTS カーネルを起動します。デフォルトのオプションは /var/opt/SUNWvts/options に格納されています。

-p

テストシステムのデバイスを調査しないように指定して SunVTS カーネル vtsk(1M) を起動します。

-q

テストが停止した場合に、SunVTS カーネルとユーザーインタフェースの両方を自動的に終了します。

-s

選択されたテストグループからテストを自動的に開始します。このフラグは、-o option_file フラグとともに使用する必要があります。

-t

CDE または OpenLook インタフェースの代わりに、TTY ベースのインタフェースである vtstty(1M) を起動します。

-v

vtsui(1M) と vtsk(1M) のバージョン情報を表示します。

注意事項

vtsk(1M) がテストシステムですでに動作している場合、sunvts コマンドは、-e、-o、-f、-q、-p、-s オプションを無視します。

関連項目

vtsk(1M), vtstty(1M), vtsui(1M), vtsui.ol(1M), vtsprobe(1M)

SunOS 5.7  最終更新日 1998年5月1日

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