Solaris 2.4 から Solaris 8 のソフトウェア環境と Online: DiskSuite 3.0 または Solstice DiskSuite を組み合わせることによって、標準の UNIX ファイルシステムをログベース化し、ディスクベースの Prestoserve NFS アクセラレータのように扱うことができます。
メインのファイルシステムのディスクの他に、ディスクの一部 (一般的に 10 MB の大きさ) が書き込みのシーケンシャルログ領域として使用されます。以下の 2 つの利点を持つ、このログベース化によって、Prestoserve NFS アクセラレータと同じ種類の動作が高速化されます。
デュアルマシンの高可用性 (HA) の構成では、Prestoserve NFS アクセラレータは利用できませんが、ログは共有できます。そのため、このような環境でも使用することができます。
オぺレーティングシステムに障害が起きた場合でも、ログベースのファイルシステムの fsck が、ログだけを順次読み取ります。大規模なファイルシステムの場合でも、ほとんど瞬時に読み取りが行われます。
1 つのファイルシステムに Prestoserve NFS アクセラレータとログを同時に使用することはできません。