以下の手順に従って、1 つまたは複数の UNIX ファイルシステムで使用されているディスクを構成から削除します。
構成から除くファイルシステム上のアプリケーション処理をすべて終了します。
システムのバックアップを作成します。
# mount | grep cwtxdysz
たとえば、c1t3d0 というデバイスを取り外す場合は、以下のように入力します。
# mount | grep c2t3d0 /export/home (/dev/dsk/c2t1d0s7 ): 98892 blocks 142713 files /export/home2 (/dev/dsk/c2t1d0s5 ): 153424 blocks 112107 files
ディスクのパーティションテーブルを確認し、保存します。
交換用ディスクと、障害の発生したディスクの種類が同じ場合は、format コマンドを使用して、ディスクのパーティションテーブルを保存することができます。パーティションテーブルのコピーを /etc/format.dat ファイルに保存するには、format の save コマンドを使用します。この操作によって、交換用ディスクを、現在のディスクと同じレイアウトで構成することができます。
詳細は、format(1M) のマニュアルページを参照してください。
ディスク上のすべてのファイルシステムのマウントを解除します。
ファイルシステムが障害の発生したディスク上にある場合は、umount 操作が完了しない可能性があります。この場合、umount 操作中にシステムコンソールと /var ディレクトリに大量のエラーメッセージが表示されます。umount 操作が完了しなかった場合は、システムを再起動する必要があります。
手順 3 で戻された各ファイルシステムについて、以下のように入力します。
# umount ファイルシステム
ファイルシステムは、手順 3 で戻された各行の最初のフィールドです。
# umount /export/home # umount /export/home2
df コマンドを使用して、ファイルシステムのマウントが解除されたことを確認します。