hme ドライバは、内部トランシーバに対応しています。内部トランシーバは、「動作速度と動作モード」で示されているすべての速度とモード (100 BASE-T4 モードを除く) での動作が可能です。内部トランシーバを使用した場合は、デフォルトの設定では hme ドライバによる自動ネゴシエーションが選択され、自動的に接続の速度とモードが選択されます。内部トランシーバは、接続の遠隔地側 (接続相手) と自動ネゴシエーションを行い、共通の動作モードを選択します。
また、内部トランシーバは強制動作モードにも対応しています。強制動作モードでは、ndd ユーティリティーを使用するか、/etc/system ファイルを編集するか、または hme.conf ファイルを作成することによって速度とモードを選択します。ndd ユーティリティーは hme ドライバを呼び出し、速度とモードを選択します。