Sun フレームバッファー使用の手引き

ガンマ補正を設定する (-g-gfile)

ガンマ補正を設定するには、ガンマ補正値またはガンマ補正テーブルが保存されたファイルを指定します。

-g オプションを使用して、指定されたガンマ値に基づくガンマテーブルエントリを設定します。ガンマ値 2.22 はリニアガンマ補正を表し、Creator および Creator 3D 製品での則定値に一致します。この値は画面ごとの値なので、リニア画像と補正の対象となるガンマ値はすべてこの値を使用します。

値を使用してガンマ補正を設定する
  1. 以下のように入力します。


    # ffbconfig -g 2.22
    

-gfile オプションは、0 から 255 までの 3 桁から成る 256 個の整数を含んだファイルから、ガンマテーブルエントリを明示的に設定します。この形式は、改行で区切られた 3 つの整数となります。各行はテーブル中のエントリとして使用される RGB 値を含んでいます。この値は画面ごとの値なので、リニア画像と補正の対象となるガンマ値はすべてこの値を使用します。

ファイルを使用してガンマ補正を設定する
  1. 以下のように入力します。


    # ffbconfig -gfile ファイル名
    

拡張オーバーレイを選択する (-extovl)

拡張オーバーレイオプションを有効にすると、シリーズ 1 または 2 でサポートされている標準オーバーレイモードを、シリーズ 3 でサポートされている新しい拡張オーバーレイ機能にシリーズ 3 Creator 3D を切り替えます。拡張オーバーレイモードは 256 色フルカラーオーバーレイとハードウェアによる高速サーバーオーバーレイ画像を実現します。アンダーレイウィンドウ ID の最大数は 32 から 64 に増え、3 種類の新しいウィンドウ ID (WID) も提供しています。拡張オーバーレイは、標準解像度で動作する DBZ ボード上でだけ使用できます。

拡張オーバーレイモードを設定する
  1. 以下のように入力します。


    # ffbconfig -extovl enable