Solaris 8 のインストール (上級編)

SPARC: システムを特定する方法

  1. 「システムを確認してください (Identify This System)」画面の「継続 (Continue)」をクリックします。

    「セキュリティポリシーの構成 (Configure Security Policy)」画面が表示されます。

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  2. システムで Kerberos セキュリティの構成を

    • 使用する場合は、「はい (Yes)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックします。

      「Kerberos セキュリティの構成 (Configure Kerberos Security)」画面が表示されます。

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    • 使用しない場合は、「いいえ (No)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックします。

      「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

  3. 手順 2 で Kerberos セキュリティの構成を

    • 選択しなかった場合は、次の手順に進みます。

    • 選択した場合は、「Kerberos セキュリティの構成 (Configure Kerberos Security)」画面に入力して、「継続 (Continue)」をクリックします。

      「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

  4. 「情報の確認 (Confirm Information)」画面の「継続 (Continue)」をクリックします。

    • システムをすでにネットワークに接続している場合、または第 4 章「システム構成情報の事前設定」の説明に従ってシステム構成情報を事前設定し、Solaris 8 対話式インストールプログラムがシステムを完全に特定できる場合は、「Solaris 対話式インストール (Solaris Interactive Installation)」画面が表示されます。

    • システムを現在ネットワークに接続していないか、またはシステムを完全に特定できない場合、Solaris 8 対話式インストールプログラムは、情報入力用の画面を表示します。はじめに表示されるのは「ネットワーク接続性 (Network Connectivity)」画面です。

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  5. Solaris 対話式インストールプログラムがシステムを完全に

    • 特定できた場合は、手順 1 に進みます。

    • 特定できなかった場合は、次の手順に進みます。

  6. システムをネットワークに

    • 接続していない場合は、「ネットワーク接続性 (Network Connectivity)」画面で「いいえ (No)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックし、手順 9 に進みます。

    • 接続している場合は、「はい (Yes)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックします。

      「DHCP」画面が表示されます。

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  7. DHCP を使用してネットワークインタフェースを

    • 構成しない場合は、「いいえ (No)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックし、手順 9 に進みます。

    • 構成する場合は、「はい (Yes)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックします。

      「IPv6」画面が表示されます。

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  8. IPv6 を

    • 使用しない場合は、「いいえ (No)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックし、手順 12 に進みます。

    • 使用する場合は、「はい (Yes)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックし、手順 12 に進みます。

  9. 「ホスト名 (Host Name)」画面で、ホスト名を入力して「継続 (Continue)」をクリックします。

    • システムをネットワークに接続している (つまり、手順 6 の「ネットワーク接続性 (Network Connectivity)」画面で「はい (Yes)」を選択した) 場合は、「IP アドレス (IP Address)」画面が表示されます。

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    • システムをネットワークに接続していない場合は、「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

  10. システムをネットワークに

    • 接続していない場合は、手順 19 に進みます。

    • 接続している場合、ネットワークインタフェースの構成に DHCP を使用するように指定したか (つまり、手順 7 の「DHCP」画面で「はい (Yes)」を選択したか) を確認します。

      • DHCP を使用するよう指定した場合は、手順 12 に進みます。

      • DHCP を使用しないよう指定した場合は、「IP アドレス (IP Address)」画面で、ネットワークに接続したシステムの IP アドレスを入力して「継続 (Continue)」をクリックします。

        「IPv6」画面が表示されます。

  11. IPv6 を

    • 使用する場合は、「はい (Yes)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックします。

    • 使用しない場合は、「いいえ (No)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックします。

      「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

  12. 「情報の確認 (Confirm Information)」画面の情報が

    • 正しくない場合は、「変更 (Change)」をクリックして情報が正しくなるまで、手順 6 からの手順を繰り返します。

    • 正しい場合は、「継続 (Continue)」をクリックします。

      「ネームサービス (Name Service)」画面が表示されます。

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  13. 「ネームサービス (Name Service)」画面で、システムが使用するネームサービスまたは「なし (None)」を選択して、「継続 (Continue)」をクリックします。

    • NIS、NIS+、または DNS を選択した場合は、「ドメイン名 (Domain Name)」画面が表示されます。

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    • 「なし (None)」を選択した場合は、「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

  14. 手順 13 で「なし (None)」を

    • 選択した場合は、手順 19 に進みます。

    • 選択しなかった場合は、「ドメイン名 (Domain Name)」画面で、システムが存在するドメイン名を入力して、「継続 (Continue)」をクリックします。

      NIS+ または NIS を選択した場合は、「ネームサーバー (Name Server)」画面が表示されます。

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      DNS を選択した場合は、「DNS サーバーアドレス (DNS Server Addresses)」画面が表示されます。

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  15. 使用するネームサービスが

    • NIS+ または NIS の場合は、「検索 (Find one)」または「指定 (Specify one)」を選択して、「継続 (Continue)」をクリックします。

      • 「検索 (Find one)」を選択した場合は、「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

      • 「指定 (Specify one)」を選択した場合は、「ネームサーバー情報 (Name Server Information)」画面が表示されます。

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    • DNS の場合は、任意の DNS サーバーの IP アドレスを入力して、「継続 (Continue)」をクリックします。

      「DNS 検索リスト (DNS Search List)」画面が表示されます。

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  16. 使用するネームサービスが

    • NIS+ または NIS の場合、手順 15

      • 「検索 (Find one)」を選択した場合は、手順 19 に進みます。

      • 「指定 (Specify one)」を選択した場合は、サーバーのホスト名と IP アドレスを入力して、「継続 (Continue)」をクリックします。

        「サブネット (Subnets)」画面が表示されます。

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    • DNS の場合は、DNS から問い合わせがあった時に検索する 1 つまたは複数のドメイン名を入力して「継続 (Continue)」をクリックし、手順 19 に進みます。

  17. システムがサブネットの

    • 一部である場合は、「はい (Yes)」を選択して「継続 (Continue)」をクリックします。

      「ネットマスク (Netmask)」画面が表示されます。

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    • 一部ではない場合は、「いいえ (No)」を選択して 手順 19 に進みます。

  18. 任意のネットマスクを入力して、「継続 (Continue)」をクリックします。

    「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

  19. 「情報の確認 (Confirm Information)」画面に表示された情報が

    • 正しくない場合、システムがネットワークに

      • 接続していない場合は、「変更 (Change)」をクリックして情報が正しくなるまで、手順 6 からの手順を繰り返します。

      • 接続している場合は、「変更 (Change)」をクリックして情報が正しくなるまで、手順 13 からの手順を繰り返します。

    • 正しい場合は、「継続 (Continue)」をクリックします。

      「時間帯 (Time Zone)」画面が表示されます。

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  20. 「時間帯 (Time Zone)」画面で、デフォルトの時間帯を指定する方法を選択して、「設定 (Set)」をクリックします。

    選択した方法によって、「地域 (Geographic Region)」、「GMT との時差 (Offset From GMT)」、「時間帯ファイル (Time Zone File)」のいずれかの画面が表示されます。

  21. 次の表に従って、次の操作を実行します。

    選択した方法 

    操作 

    地域 

    左側のウィンドウで地域を選択し、右側で時間帯を選択して、「継続 (Continue)」をクリックします。 

    GMT との時差 

    スライダを左 (イギリスのグリニッジより西の地域)、または右 (イギリスのグリニッジより東の地域) に移動して、「継続 (Continue)」をクリックします。 

    時間帯ファイル 

    /usr/share/lib/zoneinfo ディレクトリ内のファイル名を指定するか、または「選択 (Select)」をクリックしてこのディレクトリ内のファイルを選択し、「継続 (Continue)」をクリックします。

    「日付と時刻 (Date and Time)」画面が表示されます。

  22. 必要であれば、日付と時刻を訂正して、「継続 (Continue)」をクリックします。

    「情報の確認 (Confirm Information)」画面が表示されます。

  23. 「情報の確認 (Confirm Information)」画面に表示された情報が

    • 正しくない場合は「変更 (Change)」をクリックして、情報が正しくなるまで、手順 20 から始まる手順を繰り返します。

    • 正しい場合は、「継続 (Continue)」をクリックします。

    Solaris オペレーティング環境がシステムにインストールされていない場合は、次のような「Solaris 対話式インストール (Solaris Interactive Installation)」画面が表示されます。

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    Solaris オペレーティング環境がシステムにすでにインストールされている場合は、次のような「Solaris 対話式インストール (Solaris Interactive Installation)」画面が表示されます (表示されない場合は第 12 章「問題発生時の解決方法」を参照)。

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