Sun 周辺機器使用の手引き

ufsdump コマンド

ufsdump コマンドは、ハードディスクにあるファイルシステムをテープにコピーします。ufsdump は、特にバックアップ用に設計されたユーティリティーです。複数ボリュームと増分バックアップに対応しています。増分ダンプレベルとスケジュールについての詳細は、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』を参照してください。


注 -

ufsdump コマンドは、単一のファイルシステム (パーティション) に対してだけ有効です。したがって、すべてのファイルが 1 つのファイルシステム (パーティション) に含まれている必要があります。また、ユーパーユーザーである必要があります。


例:

次の例は、ディスクドライブのパーティション /dev/rdsk/c0t3d0s0 に配置されているすべてのファイルを、圧縮モードで、/dev/rmt/1 という1つのファイル (一般にダンプファイルと呼ばれます) にコピーする方法を説明しています。


example# ufsdump 0ubf 126 /dev/rmt/1 /dev/rdsk/c0t1d0s0