sptest のコマンド行構文
/opt/SUNWvts/bin/sptest 標準引数 -o dev=デバイス名,porta= ポート名, T=テストタイプ,L=ループバックタイプ,M=モード,D=データパターン,AB=非道期時ボーレート,S=非同期時書き込みサイズ,par=none|even|odd,BS=1|10|100|1000|3000|5000|10000 ,F=フロー制御,
B=同時期ボーレート,DP=同期時ドロップ許容レベル,P=同期時時間切れ
表 50-5
sptest のコマンド行構文
引数
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説明
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dev=デバイス名
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テストするシリアルポートを指定します。デフォルト値はないため、以下のような形式で必ず指定する必要があります。
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se0,
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zs0, zs1
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zs2, zs3
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..., ...
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porta=ポート名
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シリアルデバイスペアの最初のデバイス名を指定します。デフォルトは a です。
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T=テストタイプ
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実行するテストのタイプとして、以下のいずれかを指定します。
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L=ループバックのタイプ
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ポートに接続するループバックコネクタのタイプとして以下のいずれかを指定します。
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No_modem_a_to_b
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Internal_a_to_a__b_to_b
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Plug_a_to_a__b_to_b
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Modem_a_to_b
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M=モード
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テストモードとして、以下のいずれかを指定します。
デフォルトは、asynchronous (非同期) です。
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D=データパターン
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転送するデータパターンを指定します。指定可能な値は以下のいずれかです。
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Random
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Sequential
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0x00-0xFF
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Alphanumeric
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AB=ボーレート
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非同期モードでのボーレートを指定します (デフォルト = 9600)。有効な値は、110
〜 460800 の範囲です。
注 - 一部のプラットフォームでは、38400 または 76800 までのボーレートしかサポートされていません。153600 を超えるボーレートを使用するには、シリアル回線ドライバを RS-232 モードではなく、RS-423 モードに設定する必要があります。
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S=非同期時総サイズ
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非同期モードでの総書き込みバイト数を 1 〜 10000 バイトの範囲で指定します。
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par=none|even|odd
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非同期ループテストでのパリティーを指定します。デフォルトは none です。
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BS=1|10|100|1000|3000|5000|10000
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非同期モードでの書き込みバイト数です。デフォルトは100 です。
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F=フロー制御
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非同期モードでのフロー制御方法として、以下のいずれかを指定します。
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Hardware (RTS/CTS)
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Software (xon/xoff)
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None
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B=ボーレート
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同期モードでのボーレートを指定します (デフォルト = 9600)。 有効な値は 110
〜 256000 の範囲です。
注 - 一部のプラットフォームでは、38400 または 76800 までのボーレートしかサポートされていません。100000 を超えるボーレートを使用するには、シリアル回線ドライバを RS-232 モードではなく、RS-423 モードに設定する必要があります。
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DP=同期時ドロップ
許容レベル
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同期モードでのパケットドロップの許容レベルを指定します
(デフォルト=20 %)。
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P=同期時時間切れ
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同期モードでのポーリング中の追加待ち時間を秒単位で指定します。
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注 - 64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。