Solaris 8 のソフトウェア開発 (追補)

GLD ルーチンで使用される引数

macinfo

gld_mac_info(9S) 構造体に対するポインタ。

macaddr

有効な MAC アドレスが格納されたキャラクタ配列の先頭に対するポインタ。この配列は、gld_mac_info(9S) 構造体の gldm_addrlen 要素で、ドライバによって指定された長さになります。

multicastaddr

マルチキャスト、グループ、または機能アドレスが格納されたキャラクタ配列の先頭に対するポインタ。この配列は、gld_mac_info(9S) 構造体の gldm_addrlen 要素で、ドライバによって指定された長さになります。

multiflag

マルチキャストアドレスの受け付けを可能にするか不可能にするかを示すフラグ。この引数は、GLD_MULTI_ENABLE または GLD_MULTI_DISABLE として指定します。

promiscflag

有効になっているプロミスキュアスモードのタイプを示すフラグ。この引数は、GLD_MAC_PROMISC_PHYSGLD_MAC_PROMISC_MULTI、または GLD_MAC_PROMISC_NONE として指定します。

mp

gld_ioctl() は、実行する ioctl が格納されている STREAMS メッセージブロックへのポインタとして mp を使用します。gld_send() は、送信するパケットが格納されている STREAMS メッセージブロックへのポインタとして mp を使用します。gld_recv() は、受信パケットが格納されているメッセージブロックへのポインタとして mp を使用します。

stats

統計カウンタの現在値が入る、gld_stats(9S) 構造体に対するポインタ。

q

ioctl への応答で使用される、queue(9S) 構造体に対するポインタ。

dip

デバイスの dev_info 構造体に対するポインタ。

name

デバイスのインタフェース名