次の図は、WQL 式中の節と WBEM クラスの対応を表したものです。
WQL |
WBEM 照会クラス |
---|---|
SELECT attribute_expression |
SelectList |
FROM table_attribute |
FromExp |
WHERE conditional_expression |
QueryExp |
WQL は、CIM データモデルに基づいて格納されるデータを照会できるようになっています。CIM モデルでは、オブジェクトに関する情報は CIM クラスや CIM インスタンスに格納されます。CIM インスタンスには、名前、データ型、値からなるプロパティを持含めることができます。WQL は、次の表に示すように CIM オブジェクトモデルを SQL テーブルにマップします。
SQL |
WQL |
---|---|
テーブル |
CIM クラス |
行 |
CIM インスタンス |
列 |
CIM プロパティ |
CIM の WQL 式は、次の形式で表すことができます。
次はより実際的な WQL 式の例です。
SELECT * FROM Solaris_FileSystem WHERE (Name="home" OR Name="files") AND AvailableSpace > 2000000 |