メソッドとは、クラスの動作を記述した関数です。メソッドの例としては、サービスの開始や停止、ディスクのフォーマットなどの動作があります。「メソッド (Methods)」タブを選択すると、クラスのすべてのメソッドを表示できます。メソッドは順次に表示されます。
メソッドは、シグニチャと本体で構成されています。シグニチャは、メソッド名と、パラメータの名前、型、順序、メソッドの戻り型からなります。メソッド本体は一連の命令からなります。
メソッドには、左から右に次の 3 つの部分が含まれています。
戻り値データ型 — このメソッドから返される戻り値のデータ型です。
メソッドの名前
パラメータ — パラメータリスト全体がかっこで囲まれ、個々のパラメータがコンマで区切られています。個々のパラメータは名前とデータ型からなります。メソッドへの入力となるパラメータの前には [IN] が、メソッドからの出力となるパラメータの前には [OUT] がそれぞれ指定されています。パラメータには、1 つまたは複数の修飾子が指定されていることがあります。
次の例では、メソッド SetDateTime は、型が datetime の入力パラメータ Time を受け取り、ブール値を返します。
boolean SetDateTime([IN(true)] datetime Time); |