ファイルシステム指向のランダムアクセスデバイス (フロッピーディスクや CD-ROM など) にフラッシュアーカイブを格納した場合は、ローカルデバイスからフラッシュアーカイブを取得できます。archive_location プロファイルキーワードに以下の構文を使用してください。
ローカルテープ用の構文を使用すると、ストリーム指向のデバイス (テープなど) からアーカイブを取得できます。
archive_location local_device device path/filename file_system_type |
このコマンド行では :
device は、フラッシュアーカイブを格納したドライブの名前です。デバイス名が正規のパスである場合は、直接マウントされます。正規のパスでないデバイス名を指定すると、フラッシュインストールユーティリティはパスに /dev/dsk/ を加えます。
path は、フラッシュアーカイブへのパスです。これは、指定したデバイス上のファイルシステムのルートからの相対パスで指定します。このパスに $HOST を含めると、フラッシュインストールユーティリティは $HOST をインストール先のクローンシステムの名前に置き換えます。
filename は、フラッシュアーカイブファイルの名前です。
file_system_type は、デバイス上のファイルシステムのタイプを指定します。ファイルシステムのタイプを指定しない場合、フラッシュインストールユーティリティは、UFS ファイルシステムのマウントを試みます。UFS のマウントに失敗すると、フラッシュインストールユーティリティは HSFS ファイルシステムのマウントを試みます。
例:
UFS ファイルシステムとしてフォーマットされているローカルハードドライブからアーカイブを取得するには :
archive_location local_device c0t0d0s0 /archives/$HOST |
HSFS ファイルシステムを持つローカル CD-ROM からアーカイブを取得するには :
archive_location local_device c0t0d0s0 /archives/usrarchive |