Solaris 8 のソフトウェア開発 (追補)

フォントの別名化

この節では、印刷で使用するフォントのために別名を定義します。この節の各行は、次の形式になっています。

keyword			font alias name		 	font type 		   font path
<keyword>

この節のキーワードは FontNameAlias です。

<font alias name>

フォント名の別名に関する一般的な慣例では、フォントのエンコーディング/スクリプト名 (文字の種類) を指定し、続けて、フォントがローマ字、ボールド、イタリック体、あるいはボールドイタリック体なのかを示す文字 (R、B、I、または BI) を指定します。たとえば /usr/openwin/lib/X11/fonts/75dpi/courR18.pcf.Z なら、iso88591 のローマ字フォントなので、別名 iso88591R を指定することができます。

<font type>

.pcf フォントには PCF を、Adobe Type1 フォントには Type1 を、TrueType フォントには TrueType を指定します。この設定ファイルでは、この 3 種類のフォントだけが構成できます。

<font path>

設定フォントファイルには、絶対パス名を指定します。type1 プリンタ常駐フォントには、フォント名だけを指定します。次に、例を示します。

FontNameAlias			 prnHelveticaR 			 Type1  			  Helvetica