この節では、印刷で使用するフォントのために別名を定義します。この節の各行は、次の形式になっています。
keyword font alias name font type font path
この節のキーワードは FontNameAlias です。
フォント名の別名に関する一般的な慣例では、フォントのエンコーディング/スクリプト名 (文字の種類) を指定し、続けて、フォントがローマ字、ボールド、イタリック体、あるいはボールドイタリック体なのかを示す文字 (R、B、I、または BI) を指定します。たとえば /usr/openwin/lib/X11/fonts/75dpi/courR18.pcf.Z なら、iso88591 のローマ字フォントなので、別名 iso88591R を指定することができます。
.pcf フォントには PCF を、Adobe Type1 フォントには Type1 を、TrueType フォントには TrueType を指定します。この設定ファイルでは、この 3 種類のフォントだけが構成できます。
設定フォントファイルには、絶対パス名を指定します。type1 プリンタ常駐フォントには、フォント名だけを指定します。次に、例を示します。
FontNameAlias prnHelveticaR Type1 Helvetica