Solaris 8 のシステム管理 (追補)

ディスクレスクライアントを追加するには

追加する各ディスクレスクライアントについて、次のデフォルトのディレクトリが OS サーバー上に作成されます。

/export/root/ diskless_client

/export/swap/diskless_client

/export/dump/diskless_client (-x dump オプションを指定した場合)

/tftpboot/diskless_client_ipaddress_in_hex


注 –

-x オプションを使用すると、root、/swap、および /dump ディレクトリのデフォルトのロケーションを変更することができます。ただし、/export の下にはこれらのディレクトリを作成しないでください。


  1. 追加したい 1 つめのディスクレスクライアントについて、必要な IP アドレス、Ethernet アドレス (MAC アドレス)、名前、およびオペレーティングシステムのオプションとともに smdiskless add コマンドを使用します。オペレーティングシステムは、instruction_set.machine_class.Solaris_os_version のフォーマットで、OS サービスのセットアップのために smosservice コマンドを使用した時に指定した platform と同じにします。

  2. smdiskless add コマンドを繰り返し使用して、各ディスクレスクライアントを追加します。

  3. ディスクレスクライアントの追加が完了したら、smdiskless list コマンドを使用してディスクレスクライアントがインストールされたことを確認します。