USB ハブは次のことを行います。
ポートにおけるデバイスの取り付けと取り外しのモニタ
ポートにおける個々のデバイスの電源管理
ポートへの電源の制御
USB ホストコントローラはルートハブという埋め込みハブを持っています。背面パネルに見えるポートはルートハブのポートです。USB ホストコントローラは次のことを行います。
USB バスの指示。個々のデバイスはバスの調整はできません。
デバイスによって決定されるポーリング間隔による、デバイスのポーリング。デバイスはポーリング間隔 (時間) の考慮に十分なバッファを持っていると想定されます。
USB ホストコントローラとそれに接続されているデバイス間でのデータの送信。ピアツーピア通信はサポートされません。
SPARC と IA のどちらのシステムにおいても、ハブを 4 段を超えて多段接続してはなりません。SPARC システムでは、Open Boot PROM (OBP) は 4 段を超えるデバイスを正確に認識できません。
バス電源供給方式のハブは多段接続してはなりません。つまり、バス電源供給方式のハブを別のバス電源供給方式のハブに接続してはなりません。バス電源供給方式のハブは独自の電源を持っていません。USB フロッピーディスクデバイスはすべての電源をバスから取り入れるため、バス電源供給方式のハブ上では機能しません。