SmartCard Console は、Solaris スマートカードソフトウェアを管理するためのグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) です。SmartCard Console には 3 つの区画があり、ここから作業を開始したり、情報を表示したりします。
ナビゲーション区画 - スマートカードの設定に関わる作業の大きなカテゴリが表示されます。作業を選択するには、ナビゲーション区画でカテゴリをクリックします。ナビゲーション区画でカテゴリを選択すると、作業に関連するアイコンがコンソール区画に現れます。
情報区画 - クリックしたカテゴリまたはアイコンの簡単な説明が表示されます。また、カテゴリまたはアイコンに関連する作業を開始するための手順も表示されます。
コンソール区画 - ナビゲーション区画で選択した作業に関連するアイコンが表示されます。アイコンをダブルクリックすると、関連する作業が始まります。たとえば、ナビゲーション区画で「認証」をクリックすると、コンソール区画には、OCF サーバーで利用可能な認証のタイプを表すアイコンが表示されます。
各作業には 1 つまたは複数の関連するダイアログボックスがあります。このようなダイアログボックスは、コンソール区画でアイコンをダブルクリックすると表示されます。ダイアログボックス内の情報は、必要に応じて、表示、変更、または削除できます。いくつかのダイアログボックスは複数のフォルダタブを持っています。このようなフォルダにアクセスするには、フォルダタブをクリックします。
ほとんどのダイアログボックスには、次の 4 つのボタンがあります。
了解 - 変更を保存して、ダイアログボックスを閉じます。
適用 - 変更を保存しますが、ダイアログボックスは閉じません。「適用」ボタンを使用するのは、複数のフォルダタブを持つダイアログボックスにおいて、あるフォルダタブで情報を入力した後、別のフォルダタブでも情報を入力する必要がある場合などです。
取消し - 変更を保存せずに、ダイアログボックスを閉じます。
ヘルプ - ダイアログボックスのオンラインヘルプを表示します。
SmartCard Console のヘルプシステムは、次の情報を提供します。
SmartCard Console による主なスマートカードの作業の操作。ある項目についてのヘルプを表示するには、「ヘルプ」メニューから「INDEX」を選択します。
SmartCard Console にある各ダイアログボックスの説明。ダイアログボックスの下部にある「ヘルプ」ボタンをクリックすると表示されます。
SmartCard Console に関するアイテムヘルプ。アイテムヘルプは情報区画に自動的に表示されます。
SmartCard Console のヘルプシステムは、スマートカードについての概念的な情報は提供しません。スマートカードの動作や認証のタイプ、およびその他の概念的な情報については、このマニュアルを参照してください。
SmartCard Console を終了するには、「コンソール」メニューから「終了」を選択します。セッション中に行なった変更はすべて保存されます。