名前 | 形式 | 使用条件 | 機能説明 | オプション | 使用法 | 注意事項 | 関連項目
SUNWvts
vtstty は、非ウィンドウ環境における SunVTS のデフォルトのインタフェースです。 システムのシリアルポートに接続された端末などの 非ウィンドウ環境で使用することができます。 だたし、 vtstty の使用は、非ウィンドウ環境に限定されません。 シェルウィンドウからも vtstty を使用することができます。
SunVTS の終了条件が満たされたときに、自動的に終了します。
vtstty のバージョンを表示します。 このオプションを指定すると、インタフェースは起動されません。
hostname によって指定されたホスト上で動作している SunVTS カーネルに接続します。
vtstty 画面は、4 つのパネル (Main Control、Status、 Test Groups、Console) によって構成されます。 これらのパネルは、特定の機能を実行するための選択肢や情報を表示します。 パネルがアスタリスクで囲まれ、現在の項目が強調表示されているときは、 そのパネルは「操作対象になっている」または「選択されている」と言えます。 パネルで項目を選択するには、まず、そのパネルを選択状態にする必要があります。
パネルで選択することができる項目の種類を以下に示します。
選択された場合、 別のパネルを表示するか機能を実行する選択肢を記述します。 たとえば「stop」は、SunVTS のテストを停止します。
数値またはテキストデータを入力または編集します。
「[ ]」のように表されます。 チェックボックスは、対応している項目が選択されているかどうかを示します。 チェックボックスは、選択されていない [ ] 選択されている [*] のいずれかになります。
操作対象の移動、選択、他の機能の実行に関するキー割り当てを以下に示します。
操作対象を別のパネルへ移動します。
現在の項目を選択します。
チェックボックスを切り替えます。
1 項目上へ移動します。
1 項目下へ移動します。
1 項目左へ移動します。
1 項目右へ移動します。
データ入力フィールドのテキストを削除します。
表示を取り消します。
前方向へスクロールします (スクロール可能なパネルで)。
後方向へスクロールします (スクロール可能なパネルで)。
vtstty を終了しますが、SunVTS カーネルは動作を継続します。
画面を再描画します。
1. telnet セッションから vtstty を実行するには、以下の手順に従います。
a. telnet を起動する前に、「行」と「カラム」の値を決めます ( stty(1) を参照)。
b. telnet を実行した後に term を適切な形式に設定します(例: set term=vt100)
c. カラムと行の値をあらかじめ決められた値に設定します ( stty(1) を参照)。
2. 端末の種類を記述する環境変数が正しく設定されていることを確認し、 vtstty を実行します。