Record および Replay 機能を使用して、SunVTS のテストセッションを記録することができます。1 回の記録で保存されるテストセッションは 1 つだけです。
イベントは、/var/opt/SUNWvts/vts_replay_file ファイルに記録されます。
テストセッションを記録しておくと、後に記録されたイベントを使用して、記録されたイベントシーケンスを SunVTS カーネルで再生することができます。
Record および Replay 機能は、イベントシーケンスを忠実に再現しますが、イベントの時間の長さは再現することができません。これは、それぞれの実行時間が異なるためです。
/var/opt/SUNWvts/vts_replay_file ファイルは編集しないで下さい。
SunVTS で実行するテストセッションを構成します。
「SunVTS のテストセッションを構成する」を参照してください。
メニューバーから Commands → Start testing with record を選択します。
テストセッションが実行され、イベントが記録されます。テストを停止すると、記録されたセッションを再実行することができます。
Commands → Replay を選択してテストセッションを再実行します。
SunVTS カーネルは、手順 1 と同様に設定された同じテストを再実行します。
再実行中は、SunVTS カーネルは、記録されたテストセッションを再表示しているだけでなく、実際に実行しています。