Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル

priority_paging (Solaris 2.6 リリースおよび Solaris 7 リリース)

説明

優先ページング機能を有効にします。設定すると、cachefreelotsfree の 2 倍の値が設定され、優先ページングが有効になります。

データ型

符号付き整数

デフォルト

0

範囲

0 (cachefree が別途設定されていない場合、優先ページングを無効にする) か 1 (有効にする)

単位

切り替え (オン/オフ)

動的か

いいえ。cachefree の値はブート時にのみ設定します。実行時に有効にするには、システムの動作中に adbcachefree を設定します。

検査

なし

どのような場合に変更するか

システムのメモリーが逼迫している場合、およびファイルの内容が将来必要であるような入出力を極めて多く行う場合を除き、常に有効にしておくべきです。

コミットレベル

廃止または互換性がなくなる可能性あり