SunVTS 4.4 テストリファレンスマニュアル

cputest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/cputest 標準引数 -o dev=デバイス名,count=カウント数,test=テスト一覧,size=ファイルサイズ,retain=モード

表 10-3 cputest のコマンド行構文

引数 

説明 

dev=デバイス名

テストするデバイス名を指定します。例: cpu-unit5

count=カウント数

サブテストのループ回数を定義します。1 から 8192 までの数を使用します。デフォルトは 200 です。 

test=テスト一覧

実行するサブテキストを指定します。以下から選択できます。

  • CUC

  • g0

  • CUC+g0

size=ファイルサイズ

KB 単位で CUC パターンファイルのサイズを指定します。1 から 8192 までの値から選択します。デフォルトは 1024 です。

retain=モード

cputest が CUC パターンファイルを削除するかどうかを指定します。以下から選択できます。

  • Purge-無条件で 4 つのサブテストファイルを削除します。

  • Save-どのサブテストファイルも削除しません。

  • OnError-CUC が比較に失敗した場合を除き、4 つのサブテストファイルを削除します。比較に失敗した場合は、ファイルを削除しないでください。

デフォルトは OnError です。

Save 値については、この章の最初にある「注意」を参照してください。 


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名) 。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。