ce デバイスは、IEEE 802.3x フレームのリンクレベルフロー制御プロトコル準拠の一時停止 (PAUSE) フレームの送信 (ソーシング) と受信 (ターミネーティング) に対応しています。フロー制御フレームを受信した ce デバイスは、転送レートを落すことができます。一方、ce デバイスは、フロー制御フレームを接続相手に送信して、接続相手がこの機能をサポートしている場合は、転送レートを落すように依頼します。デフォルトでは、自動ネゴシエーションの間のみ、送信と受信の両方で一時停止機能が有効となるようにドライバを設定してあります。
表 1–3 は、フロー制御キーワードおよびその機能の一覧です。
表 1-3 読み取り・書き込み可能なフロー制御キーワードの説明
キーワード |
説明 |
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adv_asmpause_cap |
アダプタは、一方向だけを一時停止させる非同期一時停止をサポートします。 0 = オフ (デフォルト) 1 = オン |
adv_pause_cap |
このパラメタには、adv_asmpause_cap の値に応じて 2 つの意味があります (デフォルト = 0)。 adv_asmpause_cap = 1 で、dv_pause_cap = 1 の場合、一時停止を受信します。 adv_asmpause_cap = 1 で、dv_pause_cap = 0 の場合、一時停止を送信します。 adv_asmpause_cap = 0 で、dv_pause_cap = 1 の場合、一時停止は送信も受信もされます。 adv_asmpause_cap = 0 の場合、dv_pause_cap は、一時停止機能を有効または無効のいずれかに指定します。 |