Solaris Live Upgrade 2.0

非アクティブブート環境の削除

「Delete」メニューまたは ludelete を使用してください。アクティブブート環境および次のリブートでアクティブになるブート環境は、削除できません。 削除するブート環境は完了状態でなければなりません。完了状態のブート環境とは、ステータスを変更する処理が終了している環境を指します。ブート環境のステータスの確認方法については、すべてのブート環境のステータスの表示を参照してください。 また、lumount(1M) を使用してファイルシステムをマウントしているブート環境も削除できません。

非アクティブブート環境を削除する (キャラクタインタフェース)

  1. メインメニューから「Delete」を選択します。

  2. 削除する非アクティブブート環境の名前を入力します。


    Name of boot environment:solaris8
    

    指定された非アクティブブート環境が削除されます。

非アクティブブート環境を削除する (コマンド行インタフェース)

  1. スーパーユーザーとしてログインします。

  2. 次のように入力します。


    # ludelete BE_name
    

    BE_name

    削除する非アクティブブート環境の名前を指定します。 


    例 5–3 非アクティブブート環境の削除 (コマンド行インタフェース)

    この例では、ブート環境 second_disk が削除されます。


    # ludelete second_disk